いつもありがとうございます。林雄介です。
三人よれば文殊の知恵は、語源が怪しいんですが、「枯れ木も山の賑わい」的なニュアンスが本来の意味でしょうね。
枯れ木も山の賑わいを他人に使うときが、三人よれば文殊の知恵でしょう。亀井先生が新しいことわざを作ってしまいましたが、バカ+バカはバカ。似たような意味でしょう。
三人よれば文殊の知恵を具体的に使う場面を見たことがないので、使い道がないと思います。
たぶん、人の話を聞かない人に、三人よれば文殊の知恵ですからとソフトに言って場を和ますぐらいしか使い道がないでしょうね。本来は、そうやって使われてきた可能性すらあります。
蘇我馬子を話し合いに参加させたい聖徳太子が使うようなことわざですね。知恵なんか期待していないけれど、形だけは話し合いに参加させたいときに頭がいい人が問題がある人〔馬耳東風で馬の耳に念仏な人ね〕に場を和ますために使っていたような気がします。船頭が2人いたら山にはいかないでしょうが沈没、座礁はするでしょう。本当は、話し合いに参加して欲しくないんだけど、参加させないと後で何するかわからない人を誘い出す方便でしょうね。
林雄介with,you。
「図解雑学・よくわかる政治のしくみ」「図解雑学・よくわかる省庁のしくみ」〔ナツメ社〕、「絶対わかる法令・条例実務入門」「絶対スキルアップする公務員の勉強法」「公務員の教科書〔算数・数学編〕」、「ニッポンの農業」〔ぎょうせい〕、「霞ヶ関の掟・官僚の舞台裏」(日本文芸社)、「この通りにすれば受験にうかる」(たちばな出版)
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