いつもありがとうございます。林雄介です。
民主党が、結果として、日本人の愛国心に火をつけている。
歴史的にファシズムが出てくるのは経済がボロボロになったときです。ナチスも中国の文革も経済がボロボロになってきて起こるのです。経済が豊かなら、ファシズムは社会に受け入れられないのです。
私が、外国人労働者受け入れに反対しているのは、外国人労働者受け入れによって日本人の失業者が増えれば必ず排他的な愛国政治団体が国政に進出してくることが予想できるからです。
日本で外国人を排他する政治団体が議席を持っていないのは、外国人労働者を受け入れていないからです。
衣食住が満たされていれば、ナチスも出てきません。逆に、衣食住が満たされなければ、どんな国にもナチスや文革が出てくるのです。
家柄や先祖自慢は、本人がなんのとりえもない場合に出てくるコンプレックスの裏返しです。普通は、本人の容姿、経歴等から自慢がはじまり家族、家柄、先祖に移っていくのです。しかし、最後の自慢は、日本人であることです。
日本人であることを自慢せざるをえないというのは、客観的に考えれば、収入もなく、経歴等もない場合だけなのです。これが、民族主義の台頭の本質なのです。
日本が豊かなら、外国人や出自様々な差別はでてこない。今、少しずつ日本人であること自慢せざるをえない人が増えている。このままいけば、ファシズムの手前までいきます。
だから、経済格差を作らせるなと繰り返し提唱しているのです。
排他主義者は、バブル経済のときでもいた。ただ、社会は受け入れなかった。今後は、受け入れる可能性が極めて高い。
衣食住を満たさないとダメです。次に学問と礼節。
林雄介with,you。
「図解雑学・よくわかる政治のしくみ」「図解雑学・よくわかる省庁のしくみ」〔ナツメ社〕、「絶対わかる法令・条例実務入門」「絶対スキルアップする公務員の勉強法」「公務員の教科書〔算数・数学編〕」、「ニッポンの農業」〔ぎょうせい〕、「霞ヶ関の掟・官僚の舞台裏」(日本文芸社)、「この通りにすれば受験にうかる」(たちばな出版)