いつもありがとうございます。林雄介です。(=^▽^=)
だいたいの私の本で、大学、中庸、論語、孟子を薦めています。岩波文庫であります。現代語訳を読んだらいいですよ。
で、例えば、儒教のスタンダードは四書五経ですが、私は四書しか薦めていません。五経から入ってもわからないからです。で、四書に五経の話が出てきます。そもそも、五経の解説が四書です。そして、四書五経の解釈が宗学、朱子学、陽明学等です。ですから、四書からスタートしたら、五経に進み、そこから朱子学や陽明学に進んでいくはずなのです。ですから、スタートしか書いていません。
私は高校か中学か忘れましたが、安岡正篤先生の陽明学と「伝習録」から逆に四書五経に進んでいったので、理解するのに手間がかかりました。〔教科書に載っている古典はつまらないと思っていましたから。
今、後悔するところがあるならば高校時代に四書と老子、列子なんかをちゃんと全部、読んでおきたかったと思います。菜根たんはずっと読んでいましたが。〕で普通に四書から読んだらいいのです。で、岩波文庫を全部、読んだらいいのです。東洋哲学は。
しかし、高校生が四書五経に共感できないですよ、実感として。あれは、治世学と修養書だから。大学生は絶対に読んだ方がいいですけれど、実感として儒教がわかるのは社会に出てからです。公務員は絶対わかります。政治家は、儒教は理解できないかもしれないな。
仕事で学べばいいし、向上すればいいんですが、タレントで議員になって学かな?。まあ、国会は衆議院と参議院があるとか社会科ぐらいの知識はつくでしょう。首長や閣僚はまあ勉強するでしょうが、政治家が一番、勉強しないんじゃないかな?学者や弁護士や官僚ね、インテリが政治家になれば勉強しているでしょうが…。それ以外は怪しいね。一番、進歩発展向上がない仕事ですね、政治家。あとは僧侶も学ばない人が多い。ですから、過度な世襲で生活が安定する境遇に生まれてくるというのも考えものですね。
林雄介with,you。
「図解雑学・よくわかる政治のしくみ」「図解雑学・よくわかる省庁のしくみ」〔ナツメ社〕、「絶対わかる法令・条例実務入門」「絶対スキルアップする公務員の勉強法」「公務員の教科書〔算数・数学編〕」、「ニッポンの農業」〔ぎょうせい〕、「霞ヶ関の掟・官僚の舞台裏」(日本文芸社)、「この通りにすれば受験にうかる」(たちばな出版)