農林水産省の元キャリア官僚、今は作家の林雄介のブログ。
コミュニケーションは大切な相手に合わせること。
恋愛相談とかくるんですが、頑固な人多いんですよね。
ライフスタイルを相手に合わせて変える妥協が難し人は恋愛には向いてないと思ってます。
そういう場合は、別居婚とか同じマンションに2部屋借りて住むしかないんじゃないでしょうか?
私はメールは仕事でしか使いません。唯一の例外が母親です。母は、LINEのやり取りをする相手がいないので、メールを送ってきます。父と妹はLINEの家族グループでやり取りをします。
もともと、私はガラケーしか使ったことがないので、ガラケーが壊れスマホに変えた時も、メールでやり取りをしていました。
ただ、流れ的に今、メールでプライベートのやり取りをする人が少ない。InstagramやLINEでやり取りをする人が多いわけです。
なので、LINEを登録したのです。
私が周囲に合わせてるんです。プライベートでは。
なので、頑なにLINEの使用拒否する人って、どうなのかなという思いはあります。もちろん、ご高齢の方でそもそもスマホも携帯も持っていませんという方にLINEを登録しろとお願いしたことはありません。紙の手紙を書いてます。社会通念上、75歳、80歳の読者に新しくLINEを登録するためにスマホやPCを買えと言えないからです。しかし、80歳超えてもLINEをやっている読者もいます・・・。きっと元気で長生きするはずです。
また、仕事が公安や外交官で情報流出リスクが高い場合は、別です。例えば、警察庁の官僚は、霞ヶ関の共用メールを使っていません。
警察庁で自前の回線を引いています。そういうのはありだと思います。
恋愛相談してくる人で苦戦してる人は、とにかく頑固なんです。私は好きな人なら、相手に合わせます。
というか普通は、好きな人がいれば好きな相手に合わせるはずなんです。
しかしね、恋愛がうまくいかない人は、自分に片想いの相手を従わせようとする。もう、理解不可能でわけわからないですよ。
恋愛やら家族関係がうまくいかない人の共通項は、訳のわからないこだわりを捨てないんです。絶対に相手に合わせず、相手を合わさせようとする。
発達障害でそういう傾向が出ることはあります。しかし、うちの読者、発達障害の人多いんです。発達障害の診断受けてる人が、私のルールで相談を受けてくれている。なので、発達障害の診断があれば、私も可能な限り合理的配慮はします。しかし、99%の発達障害の読者が私のルールの中で相談を受けているので、果たして、これ以上の合理的配慮が必要なのか真剣に悩んでいます。
私は統合失調症、うつ、発達障害の読者を排除しません。しかし、一度、頼むから医者の診断を受けてくれと思う読者はかなりいます。
例えば、コミュニケーションの達人は、一度、原稿を完全に書き換えました。読者の一定数の方に明らかに発達障害の傾向が強く見られたので、「人の気持ちを察する」、やり方を教えても苦しむだけだと考えたからです。
人の気持ちを察する能力が低くても、マニュアル化された行動で生き残る方法に書き換えたんです。だから、出版に時間がかかった。
大変、失礼とは思いましたが、発達障害の検査を医師にしてもらうように提言した読者も数名います。職場でのトラブルが10年以上続いているからです。
発達障害を差別させたらいけない。しかし、発達障害という診断があれば、差別する人もいるでしょう。私は、大まかな特性を調べて、少なくとも特性に該当することに関しては、怒りませんし、不利益処分も行いません。
しかし、何ら障害がなく私にそういうセリフ、そういう行動をとったのであれば喧嘩を売っているとみなし除名せざるを得ない。そういう読者もいます。
発達障害の人に空気読めと言ったって読めないでしょう?発達障害の人が、空気を読めない、忖度できないことに怒る側が異常なんです。
私自身のことに関していうなら、発達障害であれば、仕方がないと思う行動も、発達障害や何かの障害がなく空気を読んだ上で、でできた言動ならナチュラルに喧嘩を売られていると判断さざるを得ない。
以前、発達障害を揶揄するビジネス本が大炎上しました。私の大学学部の同級生に乙武さんという方がいらっしゃる。乙武さんに、走ってこいと言う人がいたら、そいつが頭がおかしいわけです。
発達障害も同じです。足がない人に走れという。無理でしょ?
身体障害と違い、精神障害は、職場の定着率が悪いんです。障害者雇用に関しては私も思うところはあります。行政がやるべきことを民間に押し付けている。
個人レベルでは、自助、互助、共助は大切です。自立しないといけない。
しかし、税金をとっている行政、国、自治体が自助、互助、共助という?適切に税金を使わず、訳のわからない使い方をするから公助の金がなくなっている。
自助、共助、互助という言葉は、税金を集めている行政が絶対に使ったらダメな言葉なんです。公助があって、自助、共助、互助なんです。
公助をメインにやらないなら、その政府は解散し、政権を明け渡さなければいけない。公務員も辞職しないといけない。
公助の対価として、税金を集めているんです。増税はするが、公助ではなく自助でやれという。高齢化で金買わないという。それを何とかするのが、政治家と公務員の仕事ですよ。わかってんのか?
やらないなら政治家をやったらいけない。財務官僚をやったらいけない。それがわかっていないなら、政治家にも、官僚にも向いていないから転職すべきです。
経済学の祖アダム・スミスは小さな政府を目指していました。しかし
アダム・スミスの生きた時代は王政の時代です。王や貴族が規制をかけまくってくる。だから、政府は小さくしたい。アダム・スミスはオックスフォードやケンブリッジの卒業生ではありません。英国ではマイノリティなんです。政府の主流にいた人間ではないから、うざい政府を小さくしたかった。
政権の中枢にいる人間が考える小さな政府ではない。
こうした簡単なことすらわからない人たちがこの国の中枢、世界の中枢にいることが問題なんです。
林雄介
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